スマートフォンが普及した現代では、電車やバスなどの公共交通機関の車内では、ほとんどの人がスマートフォンを扱っています。
しかしその人たちは、携帯電話会社による通信速度制限に掛かりやすいという問題を抱えています。
今回は、公共交通機関を利用している通勤・通学者がどうし通信速度制限にかからりやすいのか?
また、速度制限にかからないための対処法について解説します。
データ通信量は通勤通学時間にかなり消費している!
データ通信量を多く消費する時間は、断トツで通勤・通学の時間です!
今の時代、自宅でWi-Fi環境が整っている家庭がほとんどです。
さらにプライベートで外出する際は、外出先の商業施設や飲食店でもWi-Fiが繋がっています。
しかし、通勤・通学するバス・電車内にはWi-Fiの環境が整っていません。
日本人の平均通勤時間は往復で1時間以上と言われています。
毎日、その間スマホを操作していると必然的にデータ通信量を消費します。
通勤・通学時間が長い人は、特に速度制限にかかりやすいと言われています!
速度制限にかかる人がスマホでしていること
ネットサーフィン
通勤時間中、やることがなければとりあえずスマホを開き、ネットニュースを閲覧し時間を潰す人は多くいます。
スマートフォンを開くと最新の経済や芸能、スポーツの情報が簡単に入ってくる時代です。
趣味や興味のあることを検索していると、あっという間に時間が過ぎます。
SNS
TwitterやInstagram、Facebookなどで友人や有名人の投稿を見るのも楽しいですよね。
とくに若年層の多くは、通勤・通学の空き時間に投稿や閲覧は欠かすにしている人たちもいます。
しかし、Instagramなどは画像や動画の投稿が多くあり、読み込むのにデータ通信量を必要とします。
本人の気づかないうちに、かなりデータ通信量を消費していたなんてことも珍しくありません。
動画鑑賞
今回紹介する中でも動画視聴が、モンスター級のデータ通信量を消費します。
YouTubeなどは、1つの動画で10分以上あるものも多く、多くのデータ通信量を消費してしまします。
動画視聴は通勤時間の空いた時間を潰すのに最適なツールのひとつです。
NetflixやHulu、Amazonプライムビデオなどの有料の動画配信サービスは、アプリ内にダウンロードすることができます。Wi-Fiの環境がある場所であらかじめダウンロードすることをオススメします。
ゲーム
スマートフォンアプリのゲームは、年々クオリティが上がってきておき、最近は老若男女に関わらず楽しまれています。
スマホゲームの中でも特にデータ通信量が多いと言われるのが、ポケモンGOやドラゴンクエストウォークなどの位置情報ゲームです。
ゲームを起動中は、常にGPSを利用し、現在地に応じて周囲の情報を読み込む為、気づかないうちにデータ通信量を消費しています。
音楽鑑賞
スマートフォンに音楽を入れているのであれば、それはデータ通信量を必要としません。
ここで言う音楽鑑賞は、最近利用者が急激に増えている音楽配信サービスです。
SpotifyやAWAなどは月額料金を払わなくても利用できます。
月額料金を払えば、アプリ内に曲をダウンロードができますが、無料サービスであればダウンロードができません。
その場で読み込まなければならず、1曲毎に通信量を消費します。
速度制限にかかったら地獄の通勤時間へ
仮に、通信速度制限に掛かってしまうと、通勤時間が本当に地獄と化します。
通信速度制限にかかるということは、日頃からスマホをよく扱っているということです。
そんな人が、電車での通勤時間ほとんど何もできなくなるわけです。
完全にスマホが扱えないわけではないですが、何より読み込みが遅く、ストレスにしかなりません。
そうならない為にも、速度制限に掛からない様に対策を行いましょう!
通信速度制限にかからないための対策!
まずは自分が何が原因で通信速度制限に掛かっているのかを把握し、対策に入りましょう!
携帯会社の大容量のギガブランを契約
au、docomo、SoftBankの各社は最近では50GB以上の大容量プランがあります。
しかしデメリットとして、金額がかなり高い。データ通信量のみで5000〜6000円以上。通話料などを含めると電話料金だけでかなり高額になってしまします。
モバイルWi-Fiルーターの契約
通信速度制限を気にせずに思う存分楽しむのであれば、どこでもWi-Fi接続ができるモバイルルーターを契約しましょう!
一人暮らしの人などは、モバイルルーターを契約すると自宅で光回線などを引く必要もなくなるので、月4000円程度で出費を抑えることができます。
通勤・通学時間にネットサーフィンやゲームをして、データ通信量が増えている人には、モバイルルーターがオススメです!
カウントフリー機能を活用
携帯会社によっては、月額数百円で加入できるカウントフリー機能があります。
カウントフリー機能とは、指定されたアプリであればデータ通信量をどれだけ使おうが、 データ量がカウントされないサービスのことです、速度制限を気にすることなく、使い放題になる非常にお得なオプションです。
カウントフリーの対象になっているのは現時点で、主に①YouTube(動画配信)、②音楽配信サービス、③SNSです。
YouTube
YouTubeのカウントフリーオプションがあるのは、BIGLOBEモバイルのみです。
音楽配信サービス(Spotify・AWA・Amazon musicなど)
定額制音楽配信サービス。「Apple Music」や「Spotify」、「AWA」などのサービスもカウントフリーの対象となっています。
音楽配信サービスのカウントフリーが利用できるのは、BIGLOBEモバイルとOCNモバイルONEになります。
それぞれで対象の音楽配信サービスが異なってきます。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、YouTubeだけでなく多くのサービスがカウントフリーの対象となっています。
特に音楽配信は十分すぎるほど対象数の多さです。
BIGLOBEモバイルのカウントフリーのサービス対象数は、業界No. 1です。
OCNモバイルONE
SNS(LINE・Twitter・Instagram)
SNSのカウントフリーのオプションがあるのはLINEモバイルになります。
LINEモバイルと契約するだけで、LINEの使用はデータ通信量はかかりません。
月額280円で、LINE・Twitter・Facebook
月額480円で、LINE・Twitter・Facebook・Instagram・LINE MUSIC
の利用時のデータ通信量がゼロになります。
SNSのヘビーユーザーはかなりお得なプランにあります。
docomo、au、SoftBankと契約しているのであれば格安SIMに乗り換えるだけで、電話料金が抑えられます。
更にカウントフリーのオプション加入することで、通信速度制限に掛かりにくく、尚且つ月額料金も安く済ませることができます。