多くの理学療法士が経験する「PT 辞めたい」〜その後の選択肢はたったの3つ〜

「理学療法士辞めたい、、、、」

安心してください。

そう思っているのはあなただけではありません!

その悩みは多くの理学療法士が1度は抱えてたことがあり、今でも悩んでいる人も多くいます(言ってしまえば、理学療法士に関わらず、日本のサラリーマンは今の職場に不満や不安を抱え働かれている人は多くいます!)。

しかし、この悩みは職場の同僚(PTなど)には打ち明けにくく、個人で抱えたまま、どうすれば良いかわからないものです。

ぶっちゃけた話、「理学療法士辞めたい」この悩みに対する今後の行動は以下の3つです。

「理学療法士辞めたい人」の選択肢

★もう少し今の職場で頑張ってみる

★理学療法士として他の医療機関へ転職

★理学療法士を辞めて、他の職種に転職

「理学療法士を辞めたい」と悩む理由

 ○対人関係へのストレス

 ○休日が少ないのに、給与も少ない

 ○1人あたりの業務が多く、残業が多い

 ○職場の環境・雰囲気が合わない

 ○自分にリハビリに対する不安

対人関係へのストレス

理学療法士は、患者さんや利用者さんと関わる仕事です。

理学療法士は、患者さんとコミュニケーションを取り、信頼関係を築かなければならない為、リハビリのスキルよりも第一にコミュニケーション能力が求められる職種です。

しかし、「対人関係へのストレス」の1番の対象となりうるのは、リハビリスタッフを含めた職員間での対人関係です。

特に、若い理学療法士は、先輩からリハビリのプログラムについて指導や指摘を受けることも多く、ストレスを抱えやすいです。

さらに、病院勤務となれば、医者や看護師へ相談・報告する場面も多くの医療スタッフともコミュニケーションを取る必要があります。

またリハビリのセラピスト間の関係性が悪く雰囲気が良くない職場はそれだけでストレスが溜まります。

休日が少ないのに、給与も少ない

理学療法士は、新卒の初任給こそ高いですが、その後の昇給率は低く、すぐに一般企業組に追い越されてしまいます。

先述した通り、業務量が多く、残業もあるのに給料が少ない。

さらに、休みも少ないことから転職を考える人も多くいます。医療機関によっては、年間休日が100日未満のところもあります。

年間休日が多いからといって、給与が多いとは限りません。

さらに休みを使って研修会や啓発活動に参加するとなると、お金も休みも消費してします。

「休みも少ない上に、給与も少ない、、、少ない給料で学会や研修会に参加。。。」

そうなると「理学療法士辞めたい」と思うのも無理はありません。

しかし、勤務先によっては、休みが120日以上で納得のいく給与を支給される医療機関も存在します。

給与面と休日数だけで理学療法士を辞めてしまうのは少しもったいないかもしれません。

1人あたりの業務が多く、残業が多い

理学療法士の仕事は、患者さんに対するリハビリ治療だけではありません。

リハビリをした内容をカルテ記載する必要があります。

その他、計画書などの書類作成も行わなければなりません。

 

さらに1日○単位などノルマが決まっている医療機関などもあります。

情報収集+リハビリ業務+カルテ記載+書類作成では業務時間内に仕事を終えるスタッフはほとんどいません。

 

 

残業が当たり前!

さらに医療機関では、残業がサービス残業なんてところも珍しくありません。

サービス残業はダメです!あり得ません!

残業がないところや残業代がしっかりと支払われる医療機関はたくさんあります。

そういった残業代が支払わせない医療機関は遅かれ早かれ潰れます!早めに転職を検討しましょう。

自分のリハビリに対する不安

特に若い理学療法士は「自分のリハビリがこれで正しいのか?」といった不安に陥りやすい傾向にあります。

医学は常に進歩しており、理学療法士も最新の医療知識や技術を学び、患者様へ提供することが求められます。

しかし、職場によっては、指導が行える上司がいなかったり、勉強や研修の機会を与えてもらえず、理学療法士として不安を抱えたまま患者様にリハビリテーション を提供してしまします。

そのため、理学療法士としてやっていく自信を失ってしまうことも少なくありません。

職場の雰囲気が合わない

病院の不満や上司・同僚の悪口を平気で言ったりする人が多く、雰囲気やノリが合わない職場ほどストレスのある環境はありません。

さらに理学療法士特有の体育会系のノリが合わない人は、飲み会なんかは苦痛でしかありません。

雰囲気やノリが合わない職場では、常にストレスを抱えながら働くことになってしまいます

そんな職場の雰囲気に無理に合わせるのは、さらにストレスが溜まるだけなので止めましょう!

 

理学療法士の働き場所

理学療法士の職域は、病院や施設だけに留まらず、非常に幅広いです。

理学療法士協会が出している「理学療法士会員の分布」を参考にしてみてください。

医療施設 大学病院、総合病院、回復期病院、療養型、診療所など
社会福祉施設 老人福祉施設、訪問リハ、身障者更生養護施設、児童福祉施設など
教育機関 大学・専門養成校、特別支援学校など
行政関連施設 保健所、保健センター、都道府県庁、市町村役場など
介護保険関連施設 在宅介護支援事業所など

 

「理学療法士を辞めたい人」の今後の選択肢

冒頭で述べたように、「理学療法士を辞めたい人」の今後の方向性は大きく3つです。

もう少し今の職場で頑張ってみる

業務量が多く残業時間が長いと人は、経験を積むことで、カルテ記載や書類作成は時間短縮することができます。

その結果、残業時間も徐々に減ってきます。

今の職場で人間関係に対するストレスが少ないのであれば、もう少し今の職場を続けてみても良いのかもしれません。

理学療法士として他の医療機関で働く

現在勤めている病院や施設の、人間関係や給与・待遇面に不満があるのであれば、すぐに職場を変えるべきです。

我慢して、その職場に勤めていると、やりがいのある理学療法士という仕事が嫌いになってしまいます。

 

転職先を間違えない(失敗しない)ためには、転職エージェントを活用!

あなたが「理学療法士を辞めたい」と思った理由をしっかり自分自身で追求しましょう。

これが重要なポイントです。

次の職場で、同じ不満や悩みを抱えないためにも転職エージェントを活用しましょう!

特に対人関係を含めた職場の雰囲気や業務量、残業の多さなどは入社してみないとわからないことが多いのも事実です。

だからといって、勇気を持って行動したにも関わらず、転職を運任せにするのはゼッタイに止めましょう!

しかし、自分ひとりで転職活動をしてしまうと今の職場の二の舞になりかねません。

「転職失敗」する人の特徴は自分ひとりで、求人を探し、転職をしたケースです。

そこで、転職エージェントを活用することで、職場環境を事前にチェックすることができます。

マイナビコメディカルより引用

また、転職に関する悩みは職場の同僚には打ち明けにくく、個人で抱えたまま、どうすれば良いかわからない方も多くいます。

しかし、転職エージェントは「転職しようかな?」と転職を検討している段階の相談から、入社するまでの手厚いサポートを無料で行なってくれます。

転職希望者が転職に躊躇する理由のひとつである「職務履歴書の書き方」「面接対策」などを転職エージェントがしっかりとサポートしてくれます。

そのため、転職エージェントを活用することで内定率も高く、自分の希望(職場環境・勤務条件・待遇など)に沿った医療機関や介護施設を紹介してくれることから、転職成功率(満足度)も高くなっています。

理学療法士のオススメの転職エージェント

転職エージェンの会社はたくさんありますがその中でも、理学療法士の転職に強いエージェントに登録するようにしましょう。

転職エージェントには2〜3社程度登録することが推奨されいます。

理学療法士におすすめの転職エージェントは、マイナビコメディカル、②PTOT人材バンク、③メドフィット リハ求人.comの3社です。

この3社は、医療業界では大手である為、求人数の保有数も多く、腕の立つキャリアドバイザーの質も高い印象です。

地方の求人は都心部の求人に比べると少ないですが、それでも他の転職エージェントと比較すると多くの求人を揃えています。

登録だけでもしておくことをおすすめします。

オススメの転職エージェント!

マイナビコメディカル:大手マイナビだけあって、アドバイザーの質も高く対応も◎、何より好案件が多い。

PTOT人材バンク:医療・介護大手会社が運営。非公開求人が多く、高収入(年収500万以上)や好条件(年間休日126日)の優良案件が多いことが特徴。

PT・OT・ST WORKER:看護師、医師などの医療関連職の転職をサポートしている実績と信頼の医療WORKERグループ。PT・OT・STの各職種専門のアドバイザーがお客様専任で担当してくれる。


 

 

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辞めて他の職種に転職する

理学療法士を辞めて、他の職種に転職を考える人は、自分自身が理学療法士に向かないと考える人です。

〜理学療法士向かない人の特徴〜

○人とのコミュニケーションが苦手な人

○患者の気持ちに寄り添えない人

○そもそもリハビリに興味がない人

上記の人たちは、仕事をしているだけでも苦痛だと思います。

自分自身のためにも、すぐに転職を検討するべきです。

 

理学療法士として得た知識や経験を活かし、他の業種へ転職し「年収アップ↑」した成功例も多くあります。

成功の秘訣としては、理学療法士としての資格や経験を活かせる仕事を選ぶことです。

「理学療法士の国家資格」と「これまでの理学療法士としての知識・経験」を活かしたいのであれば、医療や福祉に携わる職業へ転職することでこれまでのキャリアが優遇されることもあります。

理学療法士を辞めてしまう前に知って欲しいこと!

ほとんどの理学療法士は、大学などの理学療法士養成校を卒業後に就職しているため、一般企業に勤めた経験がありません。

理学療法士には、一般企業では感じることができないやりがいがあります。

それは、患者さんや利用者さんから直接言われる「ありがとう」の言葉です。

一般企業に勤めていると、ノルマ達成の為に仕事をし、上司や同僚から称賛の声はあるかもしてませんが、直接「ありがとう」を言われる機会は滅多にありません。

躓くことや上手くいかないことも多いかと思いますが、理学療法士は非常にやりがいのある仕事です。

 

まとめ

「理学療法士辞めたい。。。」

そう思っている人は、職場環境が自分に合わなかったりと色々な要因があると思います。

そんな人たちへ、

「患者さんのQOL向上のために、自分自身のQOLを下げるのは止めましょう!」

本当にこれに尽きます。

今後の自分自身の人生がより良いものになるために、勇気を持って行動していきましょう!

①職場の雰囲気がよく、人間関係が良好。しかし業務量が多い人

⇨もう少し今の職場で頑張ってみる

②理学療法士は続けたいが、今の職場の雰囲気や環境が合わず、待遇に不満

⇨理学療法士として他の医療機関へ転職を検討

③理学療法士の仕事が自分に合っていない

⇨他の職種へ転職

 

オススメの転職エージェント!

マイナビコメディカル:大手マイナビだけあって、アドバイザーの質も高く対応も◎、何より好案件が多い。

PTOT人材バンク:医療・介護大手会社が運営。非公開求人が多く、高収入(年収500万以上)や好条件(年間休日126日)の優良案件が多いことが特徴。

PT・OT・ST WORKER:看護師、医師などの医療関連職の転職をサポートしている実績と信頼の医療WORKERグループ。PT・OT・STの各職種専門のアドバイザーがお客様専任で担当してくれる。


 

 

 

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